※本館でやった話の再録・・・直接リンクしようとしましたが面倒なので新しく作りました。
某有名絵本のパロです。100万回〜のネコのお話。苦手な人はブラウザバックでお戻りください。
ついでに、ヅラ・ネコ化・「きれいな月じゃないと許せない!!」という方もご遠慮ください。
大分月君が壊れました。やってしまいました・・・・
むかし、一万回だか百万回だか分からないけれど、死んだ猫がいました。
そのネコは一万回だか百万回だか死んだ後
しぶとく何べんも生き返りました。
ついでにヅラもずれました。
あるときネコは頑固な警察官のネコでした。
ネコは法律なんてクソ食らえと思っていました。
ネコは警察も法律もあてにしていませんでした。
ネコはある事件に巻き込まれ、死にました。
警察官は心を痛め、ネコのために立派なお墓をつくり、泣きながらそこにネコを埋めました。
あるときネコはアイドルのネコでした。
ネコは抱っこされるのが嫌いなので、いつも抱っこするクソ女を嫌っていました。
あるときネコは舞台のワイヤーに巻き込まれ、死んでしまいました。
アイドルは何日も何日も泣き暮らし、自分を責めました。
そして、ネコを自分の家の庭にそっと埋めました。
あるときネコはマフィアのネコでした。
マフィアはいつもチョコレートばかり食べていました。
毎日良く飽きもせず食べれるものだとネコは感心していましたが、ネコはチョコレートなんて大嫌いでした。
あるとき、敵対するマフィアの打った弾がネコにあたり、ネコは死んでしまいました。
マフィアは、ネコを勇敢なネコと称え、ちょっと涙ぐみました。
誰もいない空き地にネコを埋めました。
誰もがネコの死を悲しみ、涙を流しました。
でも、ネコは全く悲しくありませんでした。
ネコはすぐ生き返るのを知っていました。
あるときネコは誰のネコでもありませんでした。
ネコは野良猫になったのです。
ネコは一人が好きでした。だれの干渉も受けない一人が楽でした。
「なんだこいつ・・・・気持ち悪い奴!」
「・・・・・・」がりがりがり。
「よく聞きたまえ諸君、僕は何回死んでもすぐ生き返れるんだ!新世界の神だ!!」
ネコはそのほかのネコにモテモテでした。
「君も聞いただろう?僕は死なないんだ」
「そうですか」
「つまり君の何倍も経験を積んでるんだよ」
「そうですか」
「僕は君の知らない世界を沢山知っている」
「そうですか」
「・・・・僕は・・・・・」
いいかけてネコはやめました。
カギ尻尾でガリガリで隈の酷い白猫に興味が沸いたのです。
(この僕に見向きもしないなんて・・・きゅんv)←つまりナルシーでちょいM。
しばらくして二匹の間に子猫が生まれました(展開、早いぞ!おい)
そこはかとなく竜崎似の子猫ばかり生まれてきました。
「か、悲しくないさ(涙)僕達の愛の結晶だもんねーvvv」
(ぼくの遺伝子は竜崎に勝てないのか!?)
言葉とは裏腹にちょっと切ないネコでした。
二匹は子供に囲まれ、幸せな日々を過ごしました。
そのうち子猫は成人し、竜崎とネコはもとの二匹になりました。
「夜神君、なんだかとっても眠いです。それに寒い・・・・」
「大丈夫?こっちにきなよ」
「すみません・・・・」
「いいって」
翌朝目を覚ますと竜崎はネコの上で冷たくなっていました。
一万回だか百万回だか死んだ猫は、一万回か百万回か判らなくなるほどに泣きました。
一万回だか百万回だか死んだ猫は、竜崎の上に泣き崩れたまま動かなくなりました。
そして二度と生き返りませんでした
<終>
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友人に捧げた話。パパが読んでる本のタイトルはでたらめです(汗)
ズラがずれた月の顔が、本気でごめんなさい。ごめんなさい・・・・・・・
月君に、どうしても竜崎が死んで泣いて欲しいなって無謀な事考えました;;;;;;
その他、子供まで産んでしまいました。コレについて続きの話があったりします。
もしかして気が向いたら上げる、かも???
お付き合いくださり、ありがとうございました。
あ、メロにリボンつき靴下履かせたのは趣味です;;;
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